シャッターチャンス
ファーストバイトとは、カットしたウェディングケーキを新郎と新婦がお互いに食べさせ合うことです。
バイトのもつかじるという意味の通りはじめて食べるものということになるのです。
新郎から新婦へ食べさせることで「一生間、食べる物に困らせない」という意味が込められており、新婦から新郎に食べさせることで「一生美味しいものを作ってあげます」という意味が込められています。
ケーキ入刀も初めての共同作業として盛り上がる演出ですが、最近ではファーストバイトのほうが盛り上がる演出として人気を集めています。
ケーキを食べさせ合う様子を見るのが微笑ましいとして、シャッターチャンスとしても盛り上がります。
そこで、ここではファーストバイトの盛り上がる演出や、アレンジの方法について紹介をしていきます。
ファーストバイトの演出
ファーストバイトを行う際、おきまりの演出がいくつかあります。
まず、新郎には一口よりも大き目の量をすくってケーキのクリームが顔につくのもお決まりの演出です。
また、サプライズとして大きなサイズのスプーンを用意したり、しゃもじやスコップを用意して盛り上げるという方法もあります。
他にも、ケーキでなくあえて二人が好きな食べ物にするのも盛り上がりオススメです。
一昔前まではイミテーションの高さのあるケーキが用いられていましたが、最近では生ケーキが用いられることが増えています。
そのため、ファーストバイトで用いたケーキは幸せのおすそ分けとして、その後ゲストに振る舞われるのが一般的です。
盛り上がる演出
ファーストバイトで新郎新婦が食べさせ合うだけでなく他にも演出があります。
たとえば、母親への感謝を伝えるためのラストバイトというものがあります。
今まで美味しい食事を作ってくれてありがとうの気持ちと、生まれて初めての食事を食べさせてくれた母親へ最後に食べさせてもらう演出です。
父親はバージンロードを歩いたり挨拶があったりと出番がありますが、母親はなかなか式中に出番がありません。
そこで、母親への感謝を伝えるためのサプライズとしてラストバイトと合わせて、母親へ感謝の気持ちを伝えるために食べさせてあげるラストバイトも一緒に行うと盛り上がりますし記念にも残ります。
他にも、親友へ食べさせてあげたり、両親にも見本として食べさせ合ってもらったりという演出を行っても記念に残る演出となりオススメです。
このように、ファーストバイトは一つの演出でありながら、行う内容によって笑いを誘うような明るい演出にすることもできますし、涙を誘うような演出にすることができるため、同じ演出をしても他の人と差別化を図ることができるところが魅力です。
明るいかわいい曲をBGMにすれば楽しい印象を与えられますし、ロマンティックな曲を選べば感動的なシーンにも変えることができます。