ウェディングローンの審査について

結婚式は一生に一度

結婚式を挙げたいと思っても、その結婚式の費用が用意できないという人もいます。
最近は就職難の問題もありますし、賃金カットで思うように収入が得られない人も多くいます。
人によっては、奨学金の支払いを行っていたり、家族への仕送りをしていたりという人もいます。
結婚をするにあたって貯金がなかったり、結婚式や新生活を始めるための資金が十分に用意ができないという場合もあるのです。

しかし、結婚式というのは一生に一度のものですし、タイミングを逃すと一生することができなくなってしまう可能性もあります。
そこで、無理をしても式を挙げたいと考える人もいます。
そのような時にはウエディングローンというものがあります。

ウエディングローンとは

ウエディングローンとは、結婚式や披露宴を行うために必要な費用を借りるためのローンのことです。
住宅ローンや自動車ローンとおなじで銀行や消費者金融、信販会社での取り扱いがあります。

ブライダルローンを申し込む際には、一般的なカードローンとは異なる書類が必要となります。
通常のカードローンは身分証明書と、必要な場合のみ収入証明書が必要となります。
それに対して、ブライダルローンの申し込み時には、資金の使途目的を確認するための書類が必要です。

これは、きちんと結婚式をあげるためにローンを組む必要があるということを証明するためのもので、結婚式や披露宴の見積書や式場からの請求書といった書類が必要です。
すでに支払ったものはローンの対象にならなかったり、融資が実行された後にも支払いの確認ができる領収書や振込書類といったものの提出が必要であったりとルールがあります。

ブライダルローンの注意点

ブライダルローンは申請すれば誰でも融資が受けられるものではありません。
一般的にブライダルローンの方がカードローンよりも審査が厳しいと言われています。
これは、カードローンよりもブライダルローンの方が借入額が大きくなることが多いため、返済を確実に行えるという保証を得るために審査が厳しくなるのだと言われています。
年収や勤続年収、職業や雇用形態、住まいの種類、過去の借り入れ歴とその返済状況、現在の借り入れ状況といった様々な要素で総合的に判断されます。

ただし、借り入れ先によってその審査基準は異なるため、一箇所で借り入れができなかったからといって全てのローン会社で借り入れができないわけではありません。
場合によっては、保証人を立てればローンの借り入れが認められる場合もあります。
借り入れができなかったからとすぐに結婚式をあきらめるのではなく複数の機関に問い合わせをしてみたり、自分たちの用意できる予算で行える結婚式を行うことも一つの方法です。