挙式当日までのおおまかな流れを教えて

結婚式当日までのスケジュール

結婚式当日までの時間というものは、思っているほど長くはありません。気がついたときには当日になってしまったと思うほど、ばたばたと時間が過ぎていきます。とにかくやることが多いため、流れをつかんでおくことが大切です。

基本的な流れとしては、結婚することが決まったら、ご両親に挨拶に行きましょう。この時にご承諾を得ることになります。できれば、いきなり話を持ち出すのではなく、それまでに良好な関係を築いておけば、すんなりとご承諾いただけるはずです。

良好な関係を築くためには、大人として失礼がないようにして行かなければいけません。服装も重要ですし、手土産も持っていくことは、当たり前のレベルです。順番としては、女性側から挨拶に行くことが基本とされています。ですが、距離などの問題もありますので、都合のいい順番を考えてみましょう。

半年前には決めておくこと

承諾を得ることができたら、結納の日にちなどを決めます。

最近では、あまり結納を行うこともなくなり、食事会ということで終わらせることも出てきました。この時に、入籍の日取りなども決めたりすることも多いため、半年ぐらい前には終わらせておくことが重要でしょう。

結婚式場やどんな形にするかを決めることが次の重要ポイントになります。ここからは光陰矢の如しといえるほど、時間が必要になってくるでしょう。式場の決定は半年ぐらい前には済ませておきたいですし、細かな準備は3カ月前には始めないと間に合いません。人気の会場なら、1年前に予約が必要なこともあるからです。

3カ月前あたりから決めておきたいこと

入籍の予定が決まったりすると、新居へ引っ越しも考えなければいけないでしょう。

その間にドレスを探し、職場に報告もしなければいけません。結婚指輪の選定も必要で、3カ月前には注文しておかなければ間に合わないことも出てきます。招待客を決定し、二次会の準備をしながら、引き出物も考えましょう。さらに招待状を出し、BGMの選定なども行っていかなければいけません。2カ月以上前には、この辺りのことを終わらせておかなければ間に合わなくなってしまいます。

ヘアメイクやブライダルエステなども始めなければいけませんし、謝辞や手紙といったものも直前までに考えておく必要があるでしょう。入籍手続きや内祝いの準備などもあるのですから、とにかく時間が必要になってしまうのです。ばたばたになりやすい部分もありますので、リスト化してスケジュールを決めておくといいでしょう。

指輪の準備はいつするの?

スタンダードな西洋式の結婚式を行う場合は、指輪交換に使用する結婚指輪を自分達で用意する必要があります。できる限り早い時期に準備したいところですが、既製品の指輪であれば宝石店ですぐに購入可能なので、慌てないようにしましょう。ただし、好みの指輪を見つけるまで時間がかかってしまう可能性もゼロではないため、余裕を持って挙式の1ヶ月前くらいから指輪を探し始めるのがいいでしょう。

また、好きなデザインや宝石の結婚指輪を用意したい人のため、既製品ではない「オーダーメイド」という形で指輪を一から作ることもできますが、店舗や指輪の製造法によって制作期間は異なります。そのため、具体的にどのくらいの時間を要するのか、いつ準備を始めればいいかというのは明言しにくくなっています。

参考までに、この「鍛造製法で作られたオーダーメイド結婚指輪」は、金属の強度と耐久性に定評があることで知られていますが、完成までに1ヶ月から3ヶ月程度の時間が必要です。

このようにオーダーメイドの指輪は、時間がかかるというデメリットこそあるものの、世界にひとつしかないオリジナルのリングを手に入れられるというメリットがあります。手に入れた時の喜びもひとしおなので、準備期間に余裕のある人であれば、好みのメーカーや宝石店にオーダーメイドの結婚指輪を依頼してみましょう。

ちなみに、結婚指輪はケースに入れた状態でも小さく紛失しやすいものなので、早く指輪を購入した場合でも、挙式の日までに無くしてしまうことのないよう管理を徹底するようにしてください。